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現在、「ライティングのコース」を収録しながら、思うことがあります。
「あらゆる人に、受講してほしい」 「なぜなら、AIの本質を理解する良い機会になるから」
NHKニュースが取り上げた時事ネタは、大衆に広がる
昨日、洗い物をしながら、夜の9時のNHKニュースを見ていました。
私はNHKが取り上げる時事ネタを「大衆への認知度の指標」としています。「NHKが取り上げる緊急ではない時事ネタ」は、一般に受け入れられていく傾向が高いです。
NHKのニュースを見ながら、「お!とうとう、こんな話が、大衆一般になるのかー。へー」と見ています。
昨日は特に印象的でした。
「そうか、ついに「AIが仕事を奪う」という話が、広がっていくのか」
というニュースが流れていました。
ニュースに登場したのは、フリーランスのコピーライターだったアメリカ人男性です。
彼がいうには「AIに仕事を奪われ、現在は空調設備の整備士として働いる」。なぜ、この仕事を選んだかというと、空調整備は、一定の需要がずっとあり、ロボットの出番も、AIの出番もなさそうと考えたからです。
多くの人が信じていることは、大抵間違っている - P.F.ドラッカー
ただし、「AIが仕事を奪う」という理解をするのは、危険です。正しくは、「AIを熟知している人に、仕事を奪われる」 のです。つまり、AIを相棒にできるか、できないか?の違いです。
シンプルに、「パソコンが使えるか、使えないか」の違いのようなものです。事務職で就職したかったら、「パソコン技能は必須」です。パソコンが使えなければ、話になりません。
同様に、インターネットを全く使えない人は、知らない間にたくさん損をしています。インターネットでのみ販売しているものや、Web予約しかしていないものもあります。
保険などは、Webで申し込むと、保証内容は変わらないのに、数万円やすくなることすらあります。また、銀行などの振込手数料も、圧倒的に違います。
AIは人格を持つ、別種の人類ではありません。単なる道具です。新しいテクノロジーです。
「使い方を知っているか、知らないか」
それだけのことです。
AIを使いこなせることは、プログラミングできることに近い
AIを使いこなせると、ライティングの場合
質が上がる
スピードが上がる
数が増える(アイデアが増えて、それを形にできる)
ミスが減る
人手が減らせる
エネルギーが残る(高まることもある)
など、今までの道具とは、全く違うことが起こります。その理由については、コースを受講していくと、わかると思います。特に、実践編の中で、実感できます。
AIを相棒にすることで、「あらゆることが底上げ」されます。
これは、プログラミングができることに似ています。私の場合、面倒な作業で、定型化できるものに関しては、プログラムを書くことがあります。
スタッフが手作業をすると、数日かかって、ミスも起こるようなことも、プログラムで実行したら、1分もかからないことも、よくあります。プログラミングする時間は、テストも含めて2時間ぐらいかかることが多いです。
しかし、私の場合、プログラミングが好きで、楽しいです。ちょっとした息抜きや、久しぶり!って気持ちで取り組みます。結果、良いリフレッシュになります。
つまり、プログラミングできると「ミスを減らし、スピードアップ」できます。私の場合、エネルギーの充電にすらなります。
しかし、プログラミングできない人は、ひたすら「目を充血させながら、手作業で集計」をすることになるわけです。Excelと格闘して、同じようなことを繰り返すのであれば、プログラムを組んだほうがいいです。
ちなみに、ChatGPTの最新機能を使えば、「プログラムを生成」してもらえます。先日、試してみて驚きました。ただし、プログラミング基本や、ざっとみたら読める程度の知識は持っておく必要があります。
細かいところは、自分で、微調整したほうが、圧倒的に生産性が上がります。
さて、話を「書くこと」に戻します。
「書くこと」で、AIを使うと「AIの勘所」を学べる
今回収録しているコースは「書く」ことに、積極的にAIを使っています。ただし、「代筆させる」ためではなく、オリジナルのコンテンツを生み出したり、考えを深めるために使っています。
コースを受講している中で、もっとも重要なことを2つ学べます。
「AIができることを、探究して使う姿勢」
「AIに任せること、人間がすべきことを分ける感覚」
この2つは、話を聞いているだけでは学べません。実際に、手を動かし、現実の世界で使っていくことでしか、学べません。
今回のライティングコースは、AI自体を学ぶために参加しても、お釣りがくると思っています。
ということで、AIに興味がある、漠然と恐怖感がある人にも、おすすめです。ぜひ、参加して実践編を試してください。
きっと、いろんな発見があると思います。