この記事では、「ChatGPTで、良い文章を作る一番のポイント」 をお伝えします。
ChatGPTも「GIGO」をします
私が大学院の時に所属していた研究分野は、人工知能です。これは、もっと広い「計算機科学」の一部でもあります。
計算機科学(コンピューターに関する科学)では、GIGOという有名な言葉があります。
Garbage In Garbage Out
の略です。
Garbage(ガーベイジ)とは、「ゴミ」のことです。要するに、上記の言葉の意味は、 「ゴミを入れたら、ゴミが出る」 です。
計算機(コンピューター)は、単純に入力に対して、何らかの処理をして出力しています。入力に誤ったデータを入れれば、出力も誤ったデータが出てきます。
無意味なデータを入れれば、無意味な結果を出力するのが、コンピューターです。
ChatGPTも進化したとはいえ、やはりコンピューターです。
ChatGPTにゴミを入れたら、ゴミが出力されます。
ChatGPTにはゴミではなく、良質の情報を入れる
ゴミというと言い過ぎですが、ChatGPTに「一般的なこと」を入れても、一般的なことしか回答しません。
ChatGPTを活用して、創造的になり、あなた独自の豊かな文章を作っていくには、とにかく「良質」な情報を入力することが必要です。
手の込んだプロンプト(指示)よりも、 「文章の種となる情報」 が大切です。
プロンプトは、「日本語をしっかり理解できて、与えられた情報の意味、意図を理解し、文章を生成してくれる「異国の人」」と思って、指示文を考えれば、しっかり動きます。
それよりは、良質の種です。
良質な種とは何か?
ズバリ、「優れたコンセプト」です。具体的には、優れたコンセプトを構成する「箇条書き」です。さらに、具体的にいえば、
箇条書きの構成要素が、新しい組み合わせ
であることです。
そうすれば、聞いたことがない、面白い話を生み出せます。全ては「アイデア次第」です。
良いコンセプトの種を入力できたら、そもそも、生成された文章を、ほとんど修正しなくても良いです。
もちろん、語尾などの使い方や、細かい接続語の使い方は直すと良いですが、大部分はそのままで良いです。
実演で見せています
なお、コース内の実践編の中で「良質なコンセプト」が入ったことで、興味深い文章が作られることをお見せしています。
ご興味のある方は、コースをどうぞ。
普通のコンセプトでも、面白い文章を作る方法
とはいえ、いつも「良質なコンセプト」が作れるわけではありません。そこで、ここからの実践編は、
良質なコンセプトを作るために、ChatGPTをどう使うか?
ChatGPTとは別に、良いコンセプトを作るための取り組み
をお伝えします。
さらに、「普通のコンセプトでも、面白い文章(興味深い、読ませる)を作る方法」もお伝えします。
もちろん、ChatGPTが大いに役立ってくれます。
他にも、まだまだテクニックを公開します
上記の方法以外にも、効果的な方法があります。
例えば、「無意識を最大限使った、自然学習の力で、文章力を向上させていくシンプルなワーク」などもあります。これは、私が大学院生の頃や、起業後にコピーライティングを覚えるために実践した方法です。
驚くほど簡単ですが、効果があります。
さらには、最新の科学に基づいた「習慣化」を理解し、アイデアを増やし続けることが習慣(無意識)になるようなステップもコースで紹介します。
ということで、「興味のある方は、一緒にライティングをモノにしませんか?」
あなたの参加をお待ちしています。