こんにちは
亀田学広（かめだ たかひろ）です。
KAMEDEMYの新しいサブタイトルである
「広く学ぼう、学びを深めよう、学ぶことを楽しもう！」
という言葉を読むたびに、心が躍ります。
今回は、再開についてのお知らせをさせていただきます。
長い旅路を経て
ご存知の方も多いと思いますが、私は、toiee Labという研究所を立ち上げ、人本来の学習メカニズムの研究に没頭してきました。その知見を活かし、ワークショップや企業研修、オンラインコースの設計などを通じて、メタ探究型学習や全方位型学習といったコンセプトを多くの方々に伝えようと奮闘してきました。
その中で、幾度も「ビジョン、理念、やろうとしていることに大変共感する。でも・・・」と言われました。
「でも・・・」に続く言葉は、
企業が求めるのは、即戦力。学ぶ力を高めるというのはウケない
社会人になってしまうと、学ぶ力を高める暇はない。欲しいのは即戦力
理想だけど、やっぱり学校教育では成績の向上、テストの点数という短期が重視される
などでした。
私としては「学ぶ力を高めながら、目の前のものを探求するように学習」すれば、短期的にも、長期的にも、非常に良いパフォーマンスを得られる！と確信がありますが、その証明をするのは、非常に難しかったです。
なぜなら、「学習者本人が信じていないし、その経験がない」ため、試してもらうことすら難しかったです。
それでも、学ぶことに意識を向け、学ぶことを楽しみ、自分の学ぶ力を高めていく—このシンプルながら本質的なアプローチを広めるため、試行錯誤の日々を送ってきました。
昨年は、誰もが知る一部上場企業のマネジャー層のリーダーシップ研修も手がけることができました。しかし、やはり「学ぶこと自体を楽しみ、学ぶ力を高めていくこと」について、共感されても、それを本気で取り組んでもらうのは、難しいと痛感しました。
AIブームと新たな気づき
そんな中、空前のAIブームが訪れました。パソコンやインターネットが登場した時と同じように、今、私の周りでも誰もがAIに関心を示しています。
多くの人が知りたい、学びたいと思うこの分野なら「単なるハウツーではなく、ラーニングに重点を置いたAI教育」を提供することが可能です。
AIに挫折した人や、不安を感じている人が「なんとなく手に取ったtoiee Labの教育で、今までとは違う学び」を経験し、「あれ？いつもと違うぞ」と気づいてもらうきっかけを作れると確信しています。
つまり「AIの基礎教育」や「AIのビジネス活用」などの「旬のトピック」に紛れ込んで、人々の学ぶ力を高めることに貢献できるぞ！と思い、準備を進めてきました。
そして、ようやくその形が見えてきました。
一般に向けて「ラーニングの大切さ」を伝えるために、一般向けの「AI教育」を行う決心をしました。その活動は「toiee Lab Journal」でお届けしています。
KAMEDEMYの新たな方向性
この決断により、KAMEDEMYは新たな方向性を持つことになりました。
「100人に一人」のために。
もしかしたら、もっと少ないかもしれません。
既存の学校教育に疑問を持ち、合わないなと感じている。しかし、学ぶこと自体は嫌いじゃない。むしろ好きな人々のための「知識、情報共有」をすることに決めました。
つまり、一般ウケを狙うのではなく、 「学ぶこと自体が楽しい」「学ぶこと自体を楽しむことが大切だ」 と心から理解してくれる、100人に一人以下の方々に向けて、より濃い内容を届けていくことを決めました。
一般向け教育では踏み込まないところまで、グイグイと踏み込みます。
私が本当に心の底から大切だと思っていること、一般には理解されにくくても、それでも伝えたいと思うことを共有していきます。
本当に大切な人に伝えたいこと
一言で言えば、「大切な友人や我が子に伝えたいと思う内容」です。
すぐには役立たないかもしれません。しかし、10年、20年先も価値を持ち続ける本質的な知恵・知識をお伝えしたいと考えています。
同時に、「日々の小さな学びを楽しむこと」のヒントも織り交ぜながら、以下のことを中心にお届けしていきます：
学ぶことを純粋に楽しむ方法
学ぶ力そのものを高めるアプローチ
学びを加速させる分野横断型の知識と視点
一緒に学ぶ楽しさを感じられるイベント
KAMEDEMYを再始動します
本来、私たちは「学ぶことを楽しい」と感じる能力を持って生まれています。その喜びを取り戻し、もっと深く味わえるように、ともに「学びの上級者」を目指しませんか？
これからKAMEDEMYでは、すぐには役立たないかもしれないが、長い目で見れば人生を豊かにする本質的な学びの視点をお届けします。そして、実は「短期的にも、すぐに結果が出始める」と、私は確信しています。
広く学び、深く学び、学ぶこと自体を楽しみましょう！
次回のニュースレターをお楽しみに！