「タイパ」は、もったいない。プロセスを楽しもう!
何かを得るために学ぶのではなく、「学ぶことを楽しむ」。つまり、学ぶことを目的として、手段は何かを獲得するぐらいで臨むと、より良い結果や、想像もしなかった場所にたどり着きます
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こんにちは
toiee Lab 亀田です。
いきなりですが、
「タイパ」って、ご存知ですか?
🤤ヨダレが出ました
僕は、初めて聞いた時、「よだれ」が垂れました。
実は、タイ料理好きでなんです。
子供が産まれてからは、辛いものから遠ざかっていたので。
ちなみに、「タイ料理が食べ放題のパーティー」ではありません。
タイム・パフォーマンス のことです。
コスパって、日本語でなんという?
コスパは、「コスタリカ料理のパーティー」ではありません。コスタリカ料理って何か想像もつきませんが、とにかく違います。
有名なフィットネスクラブでもありません。
コスト・パフォーマンス のことです。
個人的な興味ですが、「コスパ、コスパ、コスパ」と意識している人に、「コスパの意味を日本語で説明してください」とお願いしたら、どれぐらいの人が、わかりやすく教えてくれるのでしょうか?
まず、コスパは、「コスト・パフォーマンスが良い」 を略しています。
コストとは「お金や、労力」のことです。一方、パフォーマンスは「能力」や「能率」です。能率って難しいですよね?率という言葉が、もう難しい。
そこで、別の言葉で置き換えてみると、「対」や「割」です。
つまり「お金に 対して(割に)、能力が高い」と言い換えることができます。ちなみに、「割」とは「割り算」のことです。率は、割り算で計算します。ということで、言葉ってうまくできてますよね。
以上のことから、 「コストパフォーマンス」とは、「費用対効果」 と訳せるわけです。
あなたのことが、好きです!
もし、あなたが「へぇー、なるほどー」「確かに」「フムフム、面白い」と感じているのであれば、、、
僕は、あなたのことが好きです。
すみません、愛の告白ではなく、友達になれる!という意味での好きです。
ちなみに、タイパ信者 は、逆の感情を抱いていると思います。
こんなの知ったからと言って、なんなの?
細かい意味なんて、わからなくていい
とキレられています。そして、ゴミ箱にメールを入れられていると思います。
タイパって、本当に「タイパですか?」
どうでもいい話ですが、小さい時「右と左」を覚え間違ったら、中学生ぐらいまで、右左が苦手になりませんか?
僕の友達で、大人になっても「右左」が苦手な人がいました。
助手席で道案内する時は、言葉ではなく、指差しして案内してあげないと、事故りそうになるので、ちょっと迷惑でした。
これと同じです。
僕は、「タイパ」を「タイ料理の食べ放題パーティー」と勘違いしたので、どうしても、「タイパ、タイパ、タイパ」と書くと、よだれが止まりません。どうしたら良いでしょうか?
ヨダレが出てしまうだけなく、タイパには弊害があると思っています。
タイム・パフォーマンス(時短を目指す行為)を良くしようと頑張りすぎると、もっと大きな視点では、「全然がタイパよくない」と思っています。
例えば、受験勉強です。
受験勉強を「タイパ重視」で、効率的、能率的に取り組んだとします。過去問を分析してくれた参考問題を繰り返す。それもタイパが悪いから、アプリになっているものを使う。そうすれば、復習のスケジュールすら考えなくて良いです。
タイパの究極である「スマホアプリに指示されるまま勉強する」を繰り返すと、どうなるか?
社会人になった時、
「あのー、すみません!」
「それって、アプリで学べませんか?」
って質問して、昇進の道を断たれるかもしれません。
プロセスを楽しもう
豊かさは「結果」ではなく、「プロセス」に豊富に存在します。
例えば、何もしなくても「金メダル」をかけられ、おめでとー!!!って言われても、多分、「バカにしてるのか!」と思いますよね。
たくさんの努力、工夫、鍛錬を繰り返したからこそ、金メダルが嬉しい。あるいは、プロを目指した人たちは、「メダルは取れなかったけど、毎日の練習や鍛錬が楽しかった」はずです。
それって、すごく「豊かだな」と思います。
映画でもそうです。良くある映画は、ヒーローズジャーニーという世界中の神話に現れるパターンを踏襲しています。
つまり、いっつも同じパターンです。
だからと言って、間を飛ばして、事実だけ出てきても感動しません。やっぱり、間のスッタモンダがあるからいい。恋愛ドラマも、大抵はお決まりです。でも、そのプロセスに、共感して、ドキドキする。
つまりは「プロセス」が大事です。
「学ぶこと自体を楽しむ」
僕は、ずっとやりたかったことがあります。
それは「学ぶことを楽しむ」ための情報発信、イベント、教育です。多くの教育は、「学ぶこと」は手段です。目的は「結果」を出すことです。
つまり、図にすると、以下のとおりです。
『結果 ← 学ぶ』
でも、プロフェッショナルになった人や、本当に高い能力を持っている人、研究者、アーティストという人種は違います。
『学ぶ(楽しい) ← 結果のためのチャレンジ』 です。
つまり、毎日の学び、発見、チャレンジが楽しくてしょうがない。気づいたら、ずいぶん遠くに来てしまった、、、というのが、彼らです。
こうやって書くと、「プロフェッショナルになりたい」「アーティストになりたい」「研究の道に進みたい」から、学ぶことを楽しもう!って思うかもしません。
タイパでヨダレが出るみたいになってますよ。
もう一度、記憶をリセットしてください。
「学ぶこと自体を、単純に楽しみましょう!」
そしたら、自分でも想像してなかった未来に辿り着きます。それを楽しみしましょう。そういう考え方、活動、発想を大切にし、学び合えるようなメディア、イベント、ワークショップをやっていきたいと思っています。
それがこの「Web寺子屋」です。
追伸:
Web寺子屋では、コラボ企画もやっていきます。第一弾は、なんと・・・「健康」です。僕も、いい年です(40代)。40代の取り組みが、その後の健康に大きな影響を与えます。
それに、30代前半なのに、僕よりも、圧倒的に不健康な「西」という人間がいます。彼のためにも、「健康コラボ」をすることにしました。
陰陽五行説に基づいた「緩やかなヨガ」 の先生と、コラボしますので、お楽しみに!
では次のメールでお会いしましょう。