望む組織文化を構築するための「4ステップ」
(1) あなたが望む文化を明確にする、(2) 望む文化が実現しているときの問題解決シミュレーションを行う、(3) 問題解決のガイドラインを作成する、(4) 実践する です。これらを詳細に解説します。また、コンサル、ファシリテーター向けのワークの進行も紹介します
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あなたが望む、組織文化を作るには、日々の活動で発生する「問題(摩擦、齟齬なども含む)」を、どのように解決するか?が鍵です。このことについては、以下の記事をご覧ください。
今回は、「4つのステップ」として解説します。
あなたが望む文化を明確にする
望む文化が実現しているときの問題解決シミュレーションを行う
問題解決の方針、ガイドラインを作成する
実践する
なお、上記の記事の中でも特に「複雑適応系のシステム」の図を頭に入れておいてください。以下にも、同じものを記載しておきます。
では、早速始めていきます。
※ もし、あなたが組織変革のファシリテーターや、コンサルティングをしているなら、このプロセスを社内ワークショップとして実行すれば良いと思います。
ざっくりした流れは、ページ末尾に記載しておきます(参考にどうぞ)。
ステップ(1) あなたが望む文化を明確にする
文化は「総体」です。望む文化を明確にするには、「総体を構成する個々の要素」をたくさん集めることで可能です。
組織内で起こる様々な状況を思い浮かべ、「現状」と「あるべき姿」を描きます。以下のような表にまとめると良いかもしれません。これは、一人で行うよりも、複数人で話し合うと良いです。
このように「現状(あるいは悪い状態)は、こうだけど、このようになっていてほしい」というリストを眺めていると、言葉では表せないが「こんな文化が良い」と感じ取れるようになります。
はっきりと言葉にできなくても、「体感」できればOKでしょう。
ステップ(2) 望む文化が実現しているときの問題解決シミュレーションを行う
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